• "総合評定値"(/)
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  1. 伊豆の国市議会 2013-09-13
    09月13日-06号


    取得元: 伊豆の国市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成25年  9月 定例会(第3回)          平成25年第3回(9月)伊豆の国市議会定例会議事日程(第6号)                    平成25年9月13日(金)午前9時開議日程第1 追加日程の報告日程第2 報告第8号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)日程第3 請願第2号 保育料の引き下げを求める請願日程第4 議案第72号 神島ポンプ場土木工事の請負契約の締結について日程第5 議案第55号 平成25年度伊豆の国市一般会計補正予算(第5号)日程第6 議案第56号 平成25年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第7 議案第57号 平成25年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第58号 平成25年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第9 議案第59号 平成25年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計補正予算(第1号)日程第10 議案第60号 平成25年度伊豆の国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)日程第11 議案第61号 平成25年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第12 議案第64号 平成24年度伊豆の国市一般会計歳入歳出決算の認定について日程第13 議案第65号 平成24年度伊豆の国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第14 議案第66号 平成24年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について日程第15 議案第67号 平成24年度伊豆の国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について日程第16 議案第68号 平成24年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定について日程第17 議案第69号 平成24年度伊豆の国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第18 議案第70号 平成24年度伊豆の国市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について日程第19 議案第71号 平成24年度伊豆の国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(17名)     1番  小澤五月江君     2番  内田隆久君     3番  梅原秀宣君      4番  柴田三敏君     5番  佐野之一君      6番  杉尾利治君     7番  天野佐代里君     8番  渡邊俊一君     9番  鈴木照久君     10番  柴田三智子君    11番  後藤眞一君     12番  田中正男君    13番  鈴木平一郎君    14番  山下孝志君    15番  水口哲雄君     16番  三好陽子君    17番  古屋鋭治君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      小野登志子君  副市長     鈴木好晴君 教育長     河野眞人君   会計管理者   川口和彦君 危機管理監   八木基之君   総務企画部長  瀬嵜浩二君 総務企画部参与 西島 康君   市民生活部長  菊地雅秋君 保健福祉部長  植松二夫君   環境・農政部長 吉村正信君 観光・文化部長 鈴木俊治君   都市整備部長  田中敏幸君 教育部長    松本信秀君---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名 議会事務局長  山田芳治    書記      相川 健 書記      増島清二    書記      小野間いづみ △開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(古屋鋭治君) それでは改めまして、おはようございます。 本日は大変ご苦労さまです。 ただいまの出席議員は17名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 ただいまから平成25年第3回伊豆の国市議会定例会を再開いたします。 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △追加日程の報告 ○議長(古屋鋭治君) 日程第1、追加日程の報告をいたします。 昨日、市長より議案の追加の申し出があり、直ちに議会運営委員会を開催していただいておりますので、水口委員長からその経過と報告をお願いいたします。 15番、水口哲雄議会運営委員会委員長。         〔15番 水口哲雄君登壇〕 ◆議会運営委員長(水口哲雄君) 議会運営委員長の水口でございます。 昨日、本会議終了後2時50分より議長室で臨時の議会運営委員会を開きました。その結果について、ご報告いたします。 本日追加日程として、お手元に配付のとおり、3件の議案及び報告、請願が当局側より追加で出されました。それについて、議会運営委員会で慎重審議した結果、お手元にありますように日程第2として報告第8号及び日程第3として請願第2号、日程第4として議案第72号、以上3件を本日追加日程として上程することに決定をいたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) 水口委員長、ありがとうございました。 委員長の報告のとおり本日の議事日程に3議案を追加したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本日の議事日程に3議案を追加することに決定いたしました。 ただいま、委員長報告にありましたように、3件を追加議題とすることに決しました。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(古屋鋭治君) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。--------------------------------------- △報告第8号の上程、説明、質疑 ○議長(古屋鋭治君) 日程第2、報告第8号 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定及び和解)の件を議題といたします。 担当者から提案理由の説明を求めます。 市長。         〔市長 小野登志子君登壇〕 ◎市長(小野登志子君) おはようございます。 早速、提案理由に入ります。 報告第8号 専決処分の報告についてですけれども、本件につきましては、去る平成25年7月12日に発生した急な坂道の市道でUターンをしようと進入した際に、バンパー底部が坂道に接触し、バンパーに損害を与えた事件について、損害賠償の額の決定及び和解を地方自治法第180条第1項の規定に基づき、平成25年8月29日に専決処分を行いましたので報告するものであります。 内容につきましては、都市整備部長に説明いたさせます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、本案の内容説明を都市整備部長に求めます。 都市整備部長。         〔都市整備部長 田中敏幸君登壇〕 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 報告第8号の専決処分の報告について、ご説明いたします。 追加議案書3ページをお開きください。また事故発生場所につきましては、追加議案参考資料1ページの発生場所位置図をご確認ください。 内容につきましては、平成25年7月12日の午後7時30分ごろ、伊豆の国市宗光寺地先の急な坂道の市道第3099号線でUターンをしようと進入した際に、バンパー底部が坂道に接触し、バンパーが破損したものでございます。示談内容につきましては、市の過失割合が4割、相手方の過失割合を6割とし、示談に至りました。市から相手方へ賠償金額3万4,764円支払うことで平成25年8月29日に専決処分をさせていただいたものであります。 なお、和解にかかわる損害賠償金3万4,764円については、全国町村会総合賠償補償保険の適用となり全額補填されます。 以上で内容を終わらせていただきます。 ○議長(古屋鋭治君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 5番、佐野議員。 ◆5番(佐野之一君) 5番、佐野です。 ちょっとお伺いしますけれども、伊豆の国市ばかりではなくて、こういう場所というのはたくさんあると思うんです。それで、この写真を見ますと何かこの乗用車はかなり車高というんですか、低いんですよね。本人の過失も6割ということだから、ただ、こういう市道でこういう事故があったという場合には、それで何か市のほうに言われた場合には、これからもこういうことは取り上げていくんですか。何かこういうようなことは本人の運転の技術の未熟さもあるんじゃないかというようなこともあるし。 ただ、こういうことを全て専決処分で取り上げていっちゃうと、これからふえていくんじゃないですかね。何でもかんでも市に負担してもらえばというような、その辺のこともこれからは少し改めていく必要があるんじゃないかと思いますけれども、いかがですか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 今、佐野議員が言われたように、確かに何でもかんでもという形でうちも対応するつもりはございません。やはり損害賠償の対象となる案件かどうか、もちろん市の独断で決めているわけではございませんので、保険屋さんのほうと現地を確認させていただいて、市のほうの管理責任が多いのか、また、今言われるように運転の未熟さと言ったら申しわけありませんけれども、ちょっと運転のほうの問題があるんじゃないかということで、この辺でまた過失割合というものを決めさせていただいておりますので、今回については、先ほどもお話ししましたように市のほうの過失割合4割、相手方6割ということで、相手方のほうが過失割合としては多いんだよということで、相手方も納得をしていただきまして示談という形になりましたので、ご了解願いたいと思います。         〔「わかりました」の声あり〕
    ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかにございませんか。 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) 市側の過失が4割ということなんですが、その4割というのは構造上、問題があるということなのか、それとも危険を示す何かそういう措置をとらなかったのかという、そういう何か4割という理由があるかと思うんですが、それはどの辺が市の過失なのか、それとそれに対しての対策はどのようにされているのか、伺います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 今、田中議員のご質問ですが、市の過失ということで急な坂道というのはもちろんなんですが、本通りのほうの市道第212号線ですか、本線のほうの道もご存じかと思いますが、かなりの坂道になっております。そこと山のほうへ上がっていく市道についてと、ちょうど路肩というんですか、肩の部分が下がっているということで、下がっている部分とまた上に上がっていく部分の中でバンパーというんですか、車の底部にちょっと損傷を与えたということで、うちのほうでその後、急な坂道注意という看板を現地のほうに設置をさせていただいております。 以上です。         〔「はい、わかりました」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございませんか。         〔発言する者なし〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 以上で報告を終了いたします。--------------------------------------- △請願第2号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第3、請願第2号 保育料の引き下げを求める請願についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めますけれども、説明終了後に質疑応答に入りますので、田中議員につきましては登壇したままでお待ちいただきたいというふうに思います。 それでは、提出者からの提案理由の説明を求めます。 12番、田中正男議員。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 12番、田中正男です。 請願第2号 保育料の引き下げを求める請願について、紹介議員であります私から内容の説明をさせていただきます。 請願は、憲法第16条に規定された国民の権利として認められている行為であり、正式に議会に上程されたものであります。 今回の請願の件名は、保育料の引き下げを求める請願。 請願代表者は、伊豆の国市南江間191番地の2、高橋公一であります。そして、高橋公一外900人の保育料の引き下げを求める請願署名が添付されています。 請願の趣旨を述べさせていただきます。 女性の社会参加や経済的理由などから、子育て世代では保育園に預ける世帯がふえています。市内には、市立、公立3園、私立4園の保育園があり、約700人の乳幼児が通園しています。また、保護者の仕事の都合などで他市町の保育園へ約50人が通園しています。 伊豆の国市の保育料は、近隣の市町に比べて全般的に高くなっていましたが、平成21年4月から第2から第4階層が月額2,000円から3,000円引き下げられ、3人目からの保育料が無料となりました。しかし、依然として第5階層以降は、他市町に比べて高い状況です。 将来を担う若い世代の方々が、安心して子供を産み育てられるよう、子育て支援の一つとして保育料の軽減が必要ですという趣旨であります。 請願事項は、1、第5階層以降の保育料を引き下げることであります。 以上が内容説明であります。 なお、6月の定例会並びに本定例会において、市長及び教育部局より平成26年度からの引き下げ予定の発言はいただいておりますが、ここでは901名の請願署名を受けて、議会側の態度として議会の採択をお願いするものであります。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) ただいま田中議員より説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 6番、杉尾議員。 ◆6番(杉尾利治君) 6番議員の杉尾です。 保育料の引き下げを求める請願書ということで、8月23日に受け付けられた請願書と、ここでまた9月4日に訂正された請願書とありますけれども、その間に署名の数がふえたのは、891から900ということでわからないでもないんですけれども、請願の中身が違うんですね。違っているところをちょっと説明してください。それが1つです。 それともう一つは、保育料の引き下げという問題でありますので、当然その生活、保育料を支払って働いている人たちが大変困ると、これだけ高いととても払えないと、パートに行ってもパート代が全部なくなってしまうと、だから何とか引き下げてもらいたいということで、普通ならばお母さんたちが相談して、まず考えることは、じゃ、とりあえず市長さんに要望に行こうよということで要望書を持っていくと思うんですよ。ついでに議会にも行こうかと、議会にも請願を出しましょうと、ひいては議会の多くの議員さんたちに賛同をいただいたほうがいいんじゃないだろうかと、自然にそういう流れになってくると思います。それで、私たちのところにも来て、申しわけないけれども請願について、請願の提出人にご協力願えないかということで持ってこられれば、例え、署名数が30人であろうと50人であろうと、同じ子供たちを預けているお母さんたちが持ってこられれば、いいですよと気楽に署名していただけるようなことだと思うんですよ。 そういう形をとっていない。1番大事なことは、例えば焼却場反対期成同盟の方たち、この方たちはみずからそういう会をつくって、そして前市長、この市長もそうですけれども、焼却場建設を何とかやめてもらえないかという要望書を出されました。議会には出されていませんけれども、出されました。 過去を振り返ってみますと、ボートピアの建設を進めたいという人たちが、そういう会をつくって、そして議員さんのたくさんの請願人として名前を連ねて議会に出して、今度は反対に、それは反対だという人たちが会をつくって、そしてまた議員さんに署名してもらって出したということも経過もあります。 いわゆる要求がある人がみずからそういう行動を起こしているわけですね。この高橋さんという人は、よく知っていますけれども、保育所に子供さんが通っているんですか。 それが1つと、先ほど話に出ていましたけれども、市長が来年度から見直しをするんだというようなお話をされています。ということは、しかも5段階から上ですね。正直言って、学校の先生とか公務員とか、いろんな方たちが2人、3人預けて、それで最高レベル5段階以上の保育料を払うということは、それなりの収入があるんですよ。所得とは言いませんよ。恐らく年収が700万円、800万円以上あると思うんですよ。そういう人たちがその保育料を、1日恐らく3万5,000円も4万円も稼いでいるんです。20日間で多分60万くらい稼いで、年収そういう金額になっていると思いますけれども、そうすると子供3人預けて月に7万円だということになりますと、1人当たり2万円ちょっとでしょう。1日当たり例えば2,000円か3,000円の保育料がそんなに負担に感じるんでしょうかね。そこのところも私、聞いてみたいと思うんですよ。 それよりも非課税の人たちが、三島市であなたが出した資料のように、保育料はゼロになっているじゃないですか。そちらのほうが私はもっと重要だと思いますよ。所得に対する負担はうんと重いですよ、そういう人たちよりも。そういうことを考えたことはありますか。その3点について、答えてください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 説明文書については、ちょっと不備があったということで訂正させていただきました。それと、その点については、事務局のほうでちょっと手配してもらいましたので、その不備について。         〔「答えになっていない。不備とは何だ」の声あり〕 ◆12番(田中正男君) ちょっと待ってください。 提出し直すという経緯がありましたので、それは事務局長から説明させてもらいます。         〔「事務局長ってあなたに聞いているんだよ」の声あり〕 ◆12番(田中正男君) 特に日付を変更して出す経緯がありましたので。         〔「内容のことを聞いているんだ」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 杉尾議員にお伝えいたしますけれども、答弁者は発言中でありますので不規則発言については慎むようにお願いします。 田中議員、どうぞ。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 事務局長より、その説明を、経緯を説明してほしいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) それでは事務局長に説明を求めます。 ◎議会事務局長(山田芳治君) ただいまの質問について、お答えをさせていただきます。 過日、提案された請願については、署名人の数等が違っておったということが第1点。それと中身の問題については、動きがあったということで、きのう議運でも23日に提出された文書については白紙の撤回をしていただいてということでご了解いただいた経緯がございます。 そういうことで、前回のものと今回のものを比較するというのは、多少問題が残るかなと思っていますけれども、内容的にはそういうことであります。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) それと請願の出し方でありますが、今、杉尾議員からいろいろ請願はこうであるとか、市民の要求に対してこういう署名をとってとかいろいろありましたけれども、それにルールがあるわけではなくて、やはり今回の場合は高橋公一さんが、今現在は、自分の子供も孫も市内の保育園には通っておりませんが、そういう皆さんの声を代表して、代表の請願人として提出しております。若い世代のそういう声を受けて、皆さんの声を代表して高橋公一さんが請願の代表者となったわけであります。 それから、非課税世帯を無料にすべきではないかというご指摘があります。確かにそう思います。ただ、全体を見まして第5階層以降が高い、それで中間層の方、高額の方も所得があったにしても、やはり高い保育料で実際に公務員2人が働いている方も聞いたことあります。でも収入があっても、やはり高額の保育料が大変だということで、我慢して何とか子供が保育園を卒園するまで我慢して払っているという声も聞きました。私は、そう考えますと、やはりこの高い保育料、第5階層以降の高い階層であってもやはり引き下げていく必要がある、子育て支援をする以上は援助していく、助成する必要があるというのが私の考えで、この請願者の皆さんもそういう考えで今回の請願になったと考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 6番、杉尾議員。 ◆6番(杉尾利治君) 私は他の市町村と比べて、高いのはわかっているんです。だからそれは引き下げたほうがいいだろうというのはわかっているんです。夫婦で働いていても住宅ローンを払ったり、将来の子供のために学資保険を掛けたり、あるいはその他で預金をして、そりゃ生活が大変だということはわかっているんですよ、そんなことは。要するに、もっと大変な人はいっぱいいるということですよ。家賃を払うのに節約して、とても子供の将来のための貯金どころではないという人もいるわけだし、だから、そういうことはわかっている。 だから、引き下げそのものに反対をしているわけではないんですけれども、ただ、あなたさっきから言いますけれども、最初に出した文書では共産党議員らが議会で引き下げを求めたなどしたところ、平成20年4月から引き下げられたというふうに書いてあったですね。 私、物事を進めるには3つの原点があると思うんですよ。1つは要求があることです。そりゃもちろんそうですよ。お母さんたちがパートに行って保育料を払うのが大変だと、だからパートに行くのをやめて子供がせめて大きくなるまでは我慢して子育てしようというのはたくさんいるわけですから、要求があったのはわかります。理論的にも正しいですよ。もう一つは運動の母体がどこにあるかということですよ。 要求がある人が運動するというのが当たり前じゃないですか。それにかわってという話を先ほども言いましたけれども、そういうものの考え方をする方が、果たしてみんなの共感を得るとは思いませんよ。ただでさえ、共産党のパフォーマンスなんて言われて疑われているにもかかわらず、飛んで火に入る夏の虫じゃないですか。この共産党議員団は議会で引き下げを求めなんていうところなんて文章を書くこと自体が。それと同時に、あけぼのの最近のビラで高橋公一君の写真とともに保育料の引き下げを求めますという政党のビラが出ているんですよ、市議会の名前で。これどういうふうに説明します。答えてください。 ○議長(古屋鋭治君) はい。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 先ほど言いましたように、私たちは市民の代弁者であり、必ずしも市民が運動する、市民が出さなくても私は十分この代表になれるし、こうやって私も紹介議員になっております。そんな事情で、市民の代表としてやっている議場でありますので何ら問題はないと思いますし、確かに、日本共産党議員団がというのは前はありました。あえてそこまで私たちがやってやったとなんていうことを言う必要はないと思いまして、今回はそれを削りまして、皆さんの賛同を得たく出したものでございます。別に隠そうとしたわけでもなく、私たちがやってやったという意思もありませんけれども、逆にそんなふうに見られてしまうのも何かと思いまして、あえてその文章は削ってきたわけでございます。 答弁は以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 6番、杉尾議員。 ◆6番(杉尾利治君) 今のあなたの話を聞いて少し成長したなと喜んでおります。何かおかしいですか、私の言っていることが。そうなんです。そこをさっき言ったように3つの観点を考えて、これからも運動したければ、我々だって一緒に署名しますよ。だから、これを委員会にかけることについては、これはそういう手続になっているんだから、特に反対はしませんけれども、もっと大人になってもらいたいと思うんです。 それを期待して質問を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) そのほか質疑ございませんか。 5番、佐野之一議員。 ◆5番(佐野之一君) 田中議員にちょっとお聞きしますけれども、この間の議会のときで、市の当局のほうでは来年度には検討します、見直しますということを言っているんですよね。その中にもってきておいて、こういうことをただ一方的にぽこんと出されて、きょう追加でこういうようなことが出ましたというような、そういう考え方はこれからもやっていくおつもりなんですか。聞かせてください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) これからもこういう形でやっていくということでは全然ありません。たまたま今回は、本来ならば、本来ならというか、当局がそういう話でない時点で出したかったんですけれども、ちょっと手続がおくれてしまって、今回延びてしまったんですが、今回は市長部局と教育部局からいただいておりますが、皆さんからそういう声があったということを議会に届けて、今回は議会の皆さんにご協力をいただきたいという意味で請願として出させていただきました。 毎回このような形で、当局が言っているのにそれについて出すなんていう気はありません。今回、特別な事情でこうなりました。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 5番、佐野議員。 ◆5番(佐野之一君) 5番、佐野です。 それで、これはこの間いただいた伊豆の国市、伊豆市、伊東市、熱海市、ほかにも何市か、何町かありますけれども、比較対象でやるということ自体が、財政の中身というのは各市町によって違うと思うんですよね。 伊豆の国市は、今まで高い高いとか言っても、これでやっぱり運営しているんですね。ただ幾らでもどんどん下げていっちゃって運営できなかったら、また市の財源どこかから引っ張り出してこなくちゃならないというような、そんなふうになっていってしまいますよね。子育て支援もわかりますよ。だから、その辺のことをやっぱりもうちょっと検討していただくというようなことはできないのでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 佐野議員の言うように、市の財政を考えればどうかということなのですが、私たちは当局じゃありませんので、それは当局がやりくりしてこれは無理だとか、これはできるだろうという判断は当局にしてもらう。あくまで私たちは市民の要求として、こうしてほしいという要望とか提案をしております。その当事者である市長部局、教育部局がこの要望に対してどう判断すべきか、必要かどうかということで、私たちは要求しておりますので、当然議員としても、市の財政は気になりますけれども、どこの金を持ってきてここに充てろとかというそういうことではなくて、状態的には財政部局に相談して結論を出してもらうという考えでおりますので、あくまでここではそういう市民の声を代表して請願しております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 5番、佐野議員。 ◆5番(佐野之一君) それでは、平成26年度に予算編成が出ていると思いますので、その辺のことを市の当局、市長もいましたから、見直しをというようなことを皆さんも聞いていると思います。だからその辺のことをお任せして、このぐらいの話にしたらいかがですか。これずっと続けていったら午前中いっぱいかかっても終わらないですよ。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。 7番、天野議員。 ◆7番(天野佐代里君) 私はこの請願の内容については、特に反対をするものではありませんが、請願事項として、先ほども質疑に上がっていますように5階層以降も保育料を引き下げるということでありまして、時期や金額についての明示も特にありません。田中議員の今の説明の中で、行政側に確認するまでもなく平成26年からの引き下げの意向は示されたという認識があります。 私はこの請願の意味について、少し伺いたいと思うんですけれども、やはり紹介議員を通して、請願というものは、先ほど憲法で保障されている重みがあります。これは意見書でも要望書でも陳情書でもなく請願書であります。請願というのは、住民の意思を反映させて、そしてその願いを実現させるための努力をしなければならないということがあります。ただ申し出があったからといって判をついて出すというものではないと思っていますし、私はこれまで意見書の提出についてもそういうスタンスでおりました。 ですから、先ほど議会側の意思を示すという発言がありましたけれども、請願として出す、実現しなければならない、努力しなければならないということについて、実現可能と見られる状況の中でその必要はないのに、あえて議会が何を努力する必要があるのか、請願を出して。そのことについては、どう考えますか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) 請願というものは、天野議員が言うように重たいものです。国民の権利として認められております。 今回、今おっしゃるように請願というものは、その請願をしたことで終わりではなく、これは請願がちゃんとどうなっているのかというのをやっぱり追っていく必要があります。それにも議会にも責任があると思います。 今回の場合、指摘のとおり、市長や教育部局では値下げの意向を示しておりますが、あえて今回これを出したというのはやはりそれがより確実に行われますように、議会として見守っていってほしいという思いもありまして、今回出したわけでございます。 平成26年度から引き下げということを言っておりますが、これが確実なものにさらに値下げが大きくなれば、より喜ぶかなとは思っております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 7番、天野議員。 ◆7番(天野佐代里君) 私はやはりこういう手続に対して、慎重に取り扱うことが必要だと思っておりますので、これからも議員はそういう考えのもと、いろいろなものについてしっかりと状況を踏まえていかなければいかないと思っております。 質問ではありませんので、以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、田中議員。         〔12番 田中正男君登壇〕 ◆12番(田中正男君) わかりました。 今回はちょっと異例な請願の形になってしまったかなと思っております。当局がその方向でいるという中で行いましたので、ただ、私たちも今回この900人の署名、皆さんから声をいただきまして、ぜひ値下げをしてほしいという声を議会側からも当局に上げて、より確実なものにしてほしいという願いで今回出しましたので、普通はこういう形じゃないと思いますけれども、今後ともよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 田中議員におかれましては、自席にお戻りください。 お諮りいたします。本案は所管の福祉文教委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の福祉文教委員会に付託することに決しました。 ここで、福祉文教委員会委員長にお願いいたします。 本案の採決は10月3日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託した本案の審議を行い、その審議の経過と結果を10月1日の本会議での報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第4、議案第72号 神島ポンプ場土木工事の請負契約の締結についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 市長。         〔市長 小野登志子君登壇〕 ◎市長(小野登志子君) 議案第72号について、提案理由を申し述べます。 本案につきましては、神島ポンプ場土木工事について落札者と請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を得ようとするものであります。 内容につきましては、総務企画部長に説明いたさせます。ご審議を経て、適切な議決をいただけますようお願いする次第であります。 ○議長(古屋鋭治君) 本案の内容説明を、総務企画部長に求めます。         〔総務企画部長 瀬嵜浩二君登壇〕 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 議案第72号 神島ポンプ場土木工事の請負契約の締結について、内容をご説明いたします。 追加議案書の5ページをごらん願います。 工事の名称は、平成25年度公共雨水対策事業神島ポンプ場土木工事であります。工事の場所は、伊豆の国市神島地先であります。工期は、着工が議決の日の翌日、完成が平成26年3月25日であります。契約の金額は、2億3,100万円であります。契約の相手方は、伊豆の国市守木843、駿豆建設株式会社伊豆の国営業所、所長関雅祥であります。契約の方法は、一般競争入札であります。 去る8月26日に制限つき一般競争入札を執行いたしまして、8月28日に仮契約を締結しております。 続きまして、追加議案参考資料の3ページをお開き願います。 工事の概要といたしましては、市内中島排水区の浸水対策として、準用河川鍋沢川から一級河川深沢川への放流を確保するため、両河川の合流点付近に中島排水区の計画雨水量を計画放流量とするポンプ場を設置するものであります。 以上で説明を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 12番、田中正男議員。 ◆12番(田中正男君) 所管の議案ではありますけれども、お聞きしたいと思います。 今回の入札ですが、今、部長から制限つき一般競争入札ということで説明がありましたけれども、入札に参加した会社名と、それから予定価格と落札価格をお知らせください。 それとこのポンプですが、今回全てではなくという話は聞いておりますが、このポンプ場の能力、どのくらいの能力を予定しているのか、あればお願いしたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) この議案に係ります入札の結果について、お尋ねがありましたのでお答えをいたします。 入札への参加者でございますが、10社ございます。すみません。もしかしたら読み方を間違えるかもしれませんが、ご容赦ください。 中林建設株式会社伊豆の国出張所、中豆建設株式会社伊豆の国営業所、山本建設株式会社伊豆の国営業所、成和建設株式会社、株式会社石井組、小野建設株式会社伊豆の国営業所、土屋建設株式会社、駿豆建設株式会社伊豆の国営業所、株式会社正治組、加和田建設株式会社伊豆の国営業所、以上の10社でございました。 予定価格につきましては、税抜きのほうがわかりやすいですかね。入札書の比較価格になりますが2億3,054万3,000円、税抜きの比較の価格であります。税込みの予定価格にしますと2億4,207万150円。 これに対しまして、入札の札の価格としては2億2,000万円で提出されました駿豆建設株式会社が、契約関係は2億3,100万円で落札をしているという状況でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 引き続きまして、都市整備部長に答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) ポンプの能力につきましては、毎秒7.5トンということで中島排水区の計画放水量ということで考えておりますので、ポンプ能力はイコール7.5トンで計画をしております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) 今回、10社による制限つき一般競争入札ということで、今、提示がありましたけれども、この制限つきの制限はどのような制限をされたのか、伺います。 それとポンプのほうはわかりました。毎秒7.5トンということで。 ただ、工期、あそこを通るときに通行どめになるかと思いますが、その期間なんかもわかっているんでしょうか。道路の通行どめがわかりましたらお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 制限つきの条件ということで、今お話がありました。 条件としまして、建設業許可、特定建設業を持っていること。また、地域要件としまして、伊豆の国市、三島市、伊豆市、函南町に、営業所、本店または支店等を持っていること。経営審査の総合評定値が、土木一式に係る評定値850点以上。同種工事の施工実績として、平成20年度以降5,000万円以上の土木一式工事を元請けとして施工した実績があること、この4点を入札参加資格要件とさせていただいております。 また、もう1点の通行どめの期間ですが、議会の議決をいただいた翌日から基本的に工期ということで、工期イコール通行どめではありません。また、近隣の周囲の方々に周知の期間も必要ですので、まだはっきりとは、今、業者さんと工程を組む中で協議をしておりますが、10月のできるものなら半ばぐらいには通行どめというか規制をかけさせていただいて、工期となる3月25日の契約工期ということで、3月25日までの通行どめ期間を予定しております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) わかりました。 工期がかなり長く、あの間が通れなくなるということであれば、やはり早目に皆さんに周知をお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 5番、佐野議員。 ◆5番(佐野之一君) 5番、佐野です。 この3ページですか、文書を見ますと、予算が十分に確保されなかったため躯体途中までの発注となるとありますけれども、それからのことはどうなんでしょうか。継続して進んでいくんでしょうか。それが1つと、それから1億円以上を超えている工事なものですから、専任の工事管理者は常駐でつくるんでしょうね。よく名前だけでかけ持ちでやるのは禁止されているんですよ、建設業法で、かけ持ちが。 実際、そのことをきちんとしたものだとか、施工体系図とか、そういうものというのは、現にほかにかけるということは、市のほうではきちんと指導しているんでしょうか。 その2点、お願いいたします。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 予算が満額というか、確保できなかったために中途ということで、今回のポンプ場の躯体といっておりますそこについて、中途で終わってしまうと。今年度初めからずっと私どもも県のほうへお願いをして、何とかこれは躯体ですから、コンクリートの構造物ですから、なるべく途中でとめたくないということ等がありますので、やっぱりできばえも悪くなるとは言いませんけれども、一体の構造物としてやるためには継続的に全てやらせてもらいたいという思いの中で、予算確保していただきたいというお話を何度もお話をさせていただきましたが、結果的に国からの内示額がやはり少なかったということで、中途で今回、今年度分についてはここまでしかできないという形で工事発注をさせていただいております。 その後について、また来週ですか、国土交通省中部地方整備局のほうでも市長のほうと来週面談、また来月、市長のほうが名古屋の中部地方整備局のほうまで出向いていただきまして、来年度予算の確保について、要望というか、お話をやはり直接県ではなく、出元である国のほうへ出向かせていただいてお話をする。確実とはもちろん言いませんけれども、できるだけ確実になるように国のほうへ要望等に行くつもりでいます。 また、もう1点の現場監督ということで、専任の技術者ということで、もちろん額面も大きいことですし、現場のほうへ常駐ということで、それはもう決められていることですので、また現場のほうに工事看板、安全対策等々の告知というんですか、そういうものもセットさせていただいて、今、業者と打ち合わせをさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 5番、佐野議員。 ◆5番(佐野之一君) 5番、佐野です。 土木工事は、継続的にやっていかないと美観も悪くなってしまいますし、余り年数がたってしまって、古いコンクリートにまたコンクリート打ち増しなんていうと、何のために工作物をつくったかという、また劣化の原因にもなってしまうので、できるだけ頑張っていただいて継続で工事が完成できるようによろしくお願いいたします。これはお願いです。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。 11番、後藤議員。 ◆11番(後藤眞一君) 佐野議員が、今、聞かれたことと関連するんですが、ほとんどもう終わっているからいいんですけれども、1つは中途であるということがおよそ完成の何パーセントくらいの今年度の計画はあるのかということが1点と、実際にこれが稼働するのは何年を予定されているかということだけを教えてください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) いつで言いますと、お手元のほうにこの議案の参考資料ということで、議案第72号、参考資料ということで、ちょっと見にくいかもしれませんが、神島ポンプ場平面図と裏面のほうに躯体の断面図のほうも入れてあります。 今年度、平成25年度施工できるのが赤いライン、これが今年度。左のほうに小さくて見にくいかもしれませんが今回工事、これから躯体の上については次期工事という形で分けさせていただいております。割合としては40%ぐらいの割合になるのかなというふうに考えております。 共用開始につきましては、平成28年度末を予定しております。またこれはあくまでも予定ですので、何を言っても、やはり国からの補助金、交付金を当然当てにしている部分がありますので、国の補助のつき方ということも大きくかかわってきます。ただ、今のところ予定として、平成28年度末には完成をさせていきたいということで考えております。 以上です。         〔「結構です」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) そのほかにございませんか。         〔発言する者なし〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。議案第72号は、伊豆の国市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、議案第72号は委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論に入ります。本案に対する反対討論の発言を許可します。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可します。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第72号 神島ポンプ場土木工事の請負契約の締結について原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第55号の質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第5、議案第55号 平成25年度伊豆の国市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 本案につきましては、既に説明が済んでおりますので、これより質疑に入ります。 質疑は、歳入歳出一括にて行います。質問者は、質問ページを述べてからお願いいたします。また、所管に対する内容につきましては、委員会にてお願いをいたします。 これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 16番、三好ですけれども、この補正予算は、委員会のほうで十分また審議がありますので、全体として、この9月補正というのは平成24年度、今回議案としても決算が出ていますけれども、余剰金が確定をした後の補正予算ですので、ぜひここは当初予算で財政的に組めなかった事業などにも着手できるいいチャンスの時期というふうに、私は受けとめているんですけれども、今回のこの補正予算の中で、必要として計上しているものがあるとは思いますけれども、それ以外に余剰金が出たことによって、新たに変則的に事業化した予算計上というのがあるのかどうか、あれば具体的にどれなのかをお示しをいただきたいというふうに思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) なかなかお答えするのが難しいんですけれども、まず前年度、平成24年度のいわゆる剰余金、繰越金が出たから新たな事業を起こすという考えは基本的には持っておりません。 ただし、これは自治法の規定にもよるところですが、前年度の繰越金につきましては、規定によりまして半分を基金に積み立てて、半分をその年の次年度の本年度の予算に充当するということでは行っています。 お尋ねのいわゆる政策的な事業について、今回どんなものがあるかということでございますが、私も今直ちに全部を思い浮かべることはできないんですが、例えば、議案別冊の40ページ、41ページをごらんいただきますと、一番下の7款商工費、2款観光費、1目観光振興費の中に、事業としては地域観光推進事業ということでございまして、宿泊施設緊急誘客対策事業補助金、市内の旅館等に対するより一層の集客を図るために補助金を交付するという事業がございます。 それから、額は小そうございますが、同じく46ページ、47ページ、中ほどの9款消防費、1項消防費、2目非常備消防費ということで、事業としては、消防団活動事業といたしまして、消防団員中型自動車運転免許取得事業費補助金90万円というのがございますが、これは自動車運転免許の区分が変わったことによりまして、私がいる年代ですと、いわゆる中型の消防ポンプ車を運転できる資格はあるわけですが、最近の若い方の中には免許の区分が変わったことによって、結果的に今の消防団が有するポンプ車を運転することができないという方が少なからずいらっしゃるということで、そういう方たちに中型免許を取得する経費をお手伝いするということで、消防団の活動の幅を広げていくという趣旨で事業化しているものです。こういったものがございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) ありがとうございました。 私は、繰越金を年度当初に5億円予算計上されていまして、平成24年度、最終的にはこの今回の補正2億1,111万7,000円を足して、実質収支額の計のところにある7億1,111万7,000円なんですね。年度当初に5億を入れていますし、半分は自治法のほうですよね、財政法ではなくて、自治法のほうで半分は積み立てるということになっていますので。         〔「逆です」の声あり〕 ◆16番(三好陽子君) 逆でしたか。 年度当初に5億円入れているという点では、新たな財源がここでは実は生まれていないことになるのかなと、数字的には。 ただ、特別会計のほうからの余剰金なんかも入ってきたりもしていますので、ぜひやっぱり私は、先ほど特に新たにここで事業化ということは意識されていないということですけれども、できればここでしかチャンスがないと、新たに事業化するのはここでやっておかないと、もう12月、12月も事業の中身によっては短期間で実施できるものもありますけれども、年を越して来年3月補正なんてことになりますと、全く工事期間もないという点では、この9月というのが非常に新しい事業を起こすチャンスの時期だというふうに私はいつもこう捉えていますので、少しそこは意識していただいて、財源の捻出、入札先等も、私はその都度できれば減額して、財源を常に生み出すという意識を持っていただいて、事業化ということに努力をしていただきたいなというふうに思います。 それで、今、お答えいただいた宿泊の誘客を推すということでは、宿泊割引券ですか、たしかここのところ3年目でしょうか2年目でしょうか、毎年、確か補正でこの事業をやっているんですけれども、プレミアムつき商品券なんかも、私は以前ちょっと指摘をさせていただいて、たしかそれも補正を組んで始めているんですけれども、プレミアムつき商品券については、平成25年度の当初予算にことしから計上をしたんですけれども、この誘客のほうの宿泊の割引のほうでも定期的に必要というふうなものであれば、事業として当初予算で事業化していくということも考えていく必要があれば、そういうこともしていく必要があるかなと、少し補正で新たな事業を起こすことは必要なんですけれども、基本的にそんなことであれば、当初予算で計上ということも考えるべきというふうに思いますが、この宿泊の関係について、少しお考えを聞かせていただきたいというふうに思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 市長。 ◎市長(小野登志子君) お答えします。 ただいまの三好議員の発言、確かにそのとおりであります。 これらはもう少し観光を発展させる、推進させる強硬な策として、当初予算でとらなければならないものと思っています。 しかし、平成26年度からは、その執行状況を見ました上で考えたいと思っております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員、よろしいですね。 ◆16番(三好陽子君) はい。 ○議長(古屋鋭治君) そのほかはございませんか。 では、追加で答弁いただきます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) すみません。発言を訂正させてください。 先ほど、決算剰余金の取り扱いについて、地方自治法と申し上げましたが、地方財政法の誤りでした。失礼いたしました。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 14番、山下議員。 ◆14番(山下孝志君) 14番、山下です。 7月の第2回臨時会議で、社会福祉協議会の事務局長の異動等の議論がありましたけれども、この9月から新しい方が、うわさどおりの方が就任されたということを聞いておるんですけれども、この56ページの給与費明細書という、私は余りよく見方がわからないんですけれども、ここにはそのことが表示されているのか1回確認させていただきたい。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 山下さん、すみません。もう一度、どういった方についてのご質問なのか確認させていただけませんか。申しわけございません。         〔発言する者あり〕 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 社会福祉協議会の方ですか。 ここに上がっておりますのは、要するに予算で人件費を計上しております市の正規職員、その他非常勤臨時職員、そういった職員、それから予算で直接その報酬等も支弁しております市民会等の部員、そういった方のみが入っているものですから、社会福祉協議会ですと別の予算で動いていることになりますので、そういった方については、この表には計上されていないということかと存じます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、山下議員。
    ◆14番(山下孝志君) 当初予算で、社会福祉協議会の補助金として、7,030万8,000円計上されていまして、その内訳は正職員が10名、非常勤が2名、計12名の人件費ということで計上いただいているんですよ。 それで、7月の補正で西島事務局長が本庁に帰ってきたと、そしてこの9月からは新しい方が事務局長として就任したということでありますので、その方のことは今の説明では給与費明細書には反映されていないということなのかどうかなということをお聞きしました。 ○議長(古屋鋭治君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) 山下議員の質問ですけれども、今回うちのほうで出している補助金については、補正を上げてありません。12月に上げる予定でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 14番、山下議員。 ◆14番(山下孝志君) 12月に上げるということがよくわかりませんけれども、西島さんは部長級の立場で社会福祉協議会に出向していたということですから、等級も上だと思うんですよ、当然。それで、新たに採用された方はそれとはまだ低いわけですから、当然低いということになるんでしょうね。 その差額は、どこかで増額補正なり減額補正、両方あるわけですから、多分減額補正がされるかと思うんですけれども、私が聞きたいのは、その方の採用に当たっての等級は、どれぐらいの一般職の方々の非常勤の職員の給与のどれくらいのところに設定されているのか、それは何を根拠にしたのかということが聞きたいんです。そこなんです。そこだけできたらお願いします。 ○議長(古屋鋭治君) 副市長。 ◎副市長(鈴木好晴君) 社会福祉協議会に前の議会で西島参与については、こちらのほうに市長の特命をやっていただくということで戻したわけです。それで事務局長が欠員になっております。欠員になっておりまして、社会福祉協議会のほうから、社会福祉協議会は組織も大きいし、またほかの市で会計上の不祥事が起きているというようなことから、そうした面でも非常に精通した方、それから組織についてのガバナンスができる方、そういうような方を推薦していただけないかという話が福祉サイドのほうにありまして、そしてOBの中で何人か推薦したところでございます。 給与とか処遇については、もううちの市の職員ではございませんから、向こうのほうで決めたということでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) それでは、質疑がないようですので、これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。本案は所管の各常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、各常任委員会委員長にお願いいたします。 本案の採決は10月3日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託されました本案の審査を行い、その審査の経過と結果を10月1日の本会議で報告をお願いいたします。--------------------------------------- △議案第56号~議案第58号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第6、議案第56号 平成25年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)から日程第8、議案第58号 平成25年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第2号)までの特別会計補正予算案3件を一括議題といたします。 本案につきましては、既に説明が済んでおりますので、議案第56号から議案第61号を質疑、討論、採決の順に行います。 まず最初に、議案第56号 平成25年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。 質疑ございませんか。 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) 66、67ページになります。 2款保険給付費、ここで保険給付費と療養費が増額となっております。療養給付費2,848万4,000円と療養費412万円ですが、ここで補正となった理由、何かその医療のことで傾向があったのかどうか、特徴があったのかどうか、伺います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) こちらにつきましては、本算定が7月というようなことで、給付費の内容を見ますと4月から7月にかけまして、支払い状況、これらの伸びがありますので、ここで増額の補正をそれぞれしております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) 4月から7月の医療費の伸びを見て、ここで増額補正ということで、その伸びを見たのは、来年3月までを見て、このぐらいであろうということで見たんでしょうか。それとも、もう少し短い範囲の予想でしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) 特別、当初見込みでは1年間を推計しております。今の段階で7月までの実績が出てきましたので、それを加味しまして、一応年間を通してというようにお願いします。         〔「わかりました」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) そのほかございませんか。 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 16番、三好です。 私は、その前のページ、64、65ページのところの一般会計繰入金なんですけれども、私、ちょっと調べてくるのを忘れてしまったんですけれども、今回、その他一般会計繰入金5,000万円の減額計上なんですけれども、平成25年度の当初の計上額を調べてくるのを忘れたんですけれども、多分平成24年度剰余金がたくさん出たということだとは思うんですけれども、ちょっと当初予算の額と今回の5,000万円減額と決めた理由。1億4,000万円を基金に積み立てるということになっているんですけれども、この5,000万円という額に、減額に決めた理由、そのまま置いておいて国保の基金が平成24年度に入れる前はたしか100万円くらいしかなかったので、やっぱりちょっと不安なんです。少し基金もたくさん必要ないと思うんですけれども、ある程度必要だなというふうに思って、平成24年度剰余金が出て積み立てるので、ちょっとここでほっとする感があるんですけれども、何でしたら政策的繰り入れを減らさずに、積み立てられる可能な額を積み立ててもよかったんじゃないかというふうにちょっと思ったんですけれども、少しその辺の考え方をお聞かせください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) 議員がおっしゃるとおりで、その他繰り入れを当初1億9,000万円ということでした。これは前年度も当初は1億9,000万円で、それから補正をしまして2億500万円とかというようなことですけれども、平成22年度以前はやはりその他繰り入れについては、県平均並みというような1つの目安として、我々はそれを1つの財源としてお願いをしてきたところでございます。 平成24年度から税率が上がったわけですけれども、その前年はやはり生活困窮者と所得が下がっているというようなことがあって1億9,000万円に上げてもらって、それは平成24年度も継続したというようなことでございますけれども、基金に積むということも1つ我々考えたんですけれども、その他一般会計からの繰り入れは県平均並みということを1つの目標として、今回はその分については、一般会計に戻して、残りの余剰金について基金へ積むということにさせていただきました。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) ただいま、部長の答弁の中では、その他政策的繰り入れについては、県平均並みということでの5,000万円の減額ということだということなんですけれども、私が何年か前に所管の委員会にいたときの、ちょっと何年か忘れたんですけれども、政策的繰り入れの県平均というのが、当時1人当たり4,000円ぐらいだったんですけれども、多分今はどこの国保会計も厳しい状況の中で、一般会計の政策的繰り入れを結構維持したり、ふやしたりという状況があるというふうに、私ちょっと認識しているんですけれども、今現在、政策的繰り入れの県平均というと、被保険者1人当たり幾らぐらいなんでしょうか。ちょっとこれは事前にあれしていなかったので、すぐ資料があるかどうかあれですけれども、参考にさせていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) すみません。ちょっと数字が、今、出てこないんですけれども、今年度の、平成23年度が確か県平均1人当たりで8,000円何がしというような金額だったと思います。 それで、うちのほうの被保険者合わせますと1億4,000万円ということで出させていただきました。         〔「わかりました」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) そのほか質疑ございませんか。         〔発言する者なし〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。ございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第56号 平成25年度伊豆の国市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 会議の途中ですけれども、ここで暫時休憩といたします。 休憩時間は10時30分までとします。 以上です。 △休憩 午前10時16分 △再開 午前10時30分 ○議長(古屋鋭治君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。 なお、先ほど神島ポンプ場の土木工事の関係で、答弁に一部修正があるということですので、都市整備部長から説明を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 先ほど、説明をさせていただいた神島ポンプ場の土木工事の田中議員からのご質問の通行どめというお話がありました。 私、勘違いをしまして、ポンプ場の土木工事においては通行どめはございません。関連で放流渠の工事、樋管の工事をやりますので、その関係の工事期間ということでちょっと間違えましたので訂正をさせていただきたいと思います。 それと、もう1点、後藤議員からの進捗率のお話ですが、先ほど40%という大ざっぱな数字を言ってしまったんですが、再度計算をさせていただいて72%の進捗率ということで修正のほうをよろしくお願いいたします。すみませんでした。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですか。 それでは、引き続きまして、議案第57号 平成25年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての質疑に入ります。質疑ございませんか。         〔発言する者なし〕 ○議長(古屋鋭治君) ないようですので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第57号 平成25年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 続きまして、議案第58号 平成25年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。質疑ございませんか。         〔「なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第58号 平成25年度伊豆の国市介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第59号~議案第61号の質疑、討論、採決 ○議長(古屋鋭治君) 日程第9、議案第59号 平成25年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計補正予算(第1号)から日程第11、議案第61号 平成25年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第2号)までの特別会計補正予算3件を一括議題といたします。 本案については、既に説明が済んでおりますので、議案第59号から議案第61号を質疑、討論、採決の順に行います。 まず最初に、議案第59号 平成25年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計補正予算(第1号)の質疑に入ります。 質疑ございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第59号 平成25年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 続きまして、議案第60号 平成25年度伊豆の国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。 質疑ございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第60号 平成25年度伊豆の国市簡易水道等事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。 引き続きまして、議案第61号 平成25年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についての質疑に入ります。 質疑ございませんか。 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 16番、三好です。 124、125ページ、今回は、公共下水道市単独工事として説明では白坂旧市営のところにマンホール取り出し口をつけるということで228万円予算計上されているんですけれども、ここは市営住宅があって、今はもうコンビニとかマンションみたいなものができているんですけれども、ここは公共は入っているんでしょうか。 ちょっと今回の工事の内容と、ここで必要になった理由について、お聞かせください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 今の三好議員からのご質問にお答えします。 公共下水道整備事業の中の市単独工事228万円ですが、今、三好議員も言われるように、白坂の旧市営住宅跡地、昨年度市営住宅の解体を行いまして地権者の方にお返しするということで、区画もできました。その中に、新しく道路ができましたものですから、区画内の道路の下水道の整備のための工事費ということで、228万円を予算要求させていただいたものでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 計上の理由とかはわかりました。 ちょっとこれ、あれになっちゃうんですけれども、この道路ができたということで、ここの認定のほうがこれからですかね。確かまだできていないと思うんですけれども。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) この区画の中の道路につきましては、行きどまりの道路となっておりますので、市道認定は今のところ考えておりません。あくまでも公衆用道路という、もちろん扱いにはなりますが、市道認定がなくても建築に際しての問題はないという道路扱いになっておりますので、ご理解していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 そのほかございませんか。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 次に、討論に入ります。 最初に、本案に対する反対討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論の発言を許可いたします。         〔「ありません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 賛成討論なしと認めます。 これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。採決は起立表決により行います。 議案第61号 平成25年度伊豆の国市下水道事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         〔賛成者起立〕 ○議長(古屋鋭治君) 全員起立であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第64号~議案第71号の質疑、委員会付託 ○議長(古屋鋭治君) 日程第12、議案第64号 平成24年度伊豆の国市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第19、議案第71号 平成24年度伊豆の国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての8議案を一括議題といたします。 決算認定8議案につきましては、既に説明が済んでおりますので、これより質疑に入ります。 最初に、議案第64号 平成24年度伊豆の国市一般会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がありましたので、これを許可いたします。 通告順に議長より指名をいたします。 まず最初に、16番、三好陽子議員の発言を許可します。 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 一般会計だけですね。 ○議長(古屋鋭治君) はい。 ◆16番(三好陽子君) 私は一般会計の関係では2点ほど、回答的なことについて聞いておきたいのですけれども、1つ目は不用額についてなんですけども、今回、平成24年度総額4億3,835万668円出ております。 私はいつも毎年この不用額について、妥当なのかどうかという点でいつもチェックを入れさせていただいているんですけれども、いろいろなところで出ていると思うんですけれども、款ごとに不用となった主なもの、そしてその理由について伺いたいと思います。 2点目は基金についてなんですけれども、1つは財政調整基金についてです。 平成24年度末現在高は31億681万3,545円となっております。24年度中の増減額については、取り崩し、積み立てがあったその結果としては2億5,545万8,418円取り崩したことになっております。 市は、この財政調整基金の条例では、基金として積み立てる額については、予算の定めるところによるとの規定がございますけれども、どれぐらい必要と考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 もう一つの基金、減債基金についてです。 平成24年度末現在高は10億8,630万1,731円となっております。こちらの減債基金の条例についても、予算の定めるところによると、額についてはそのように規定されておりますが、やはりこちらももう10億ぐらいたまっているということがありますので、どのぐらいの額を考えているのかということと、その処分について、幾つか処分の方法というか、処分できるという規定があると思うんですけれども、この基金についての処分についてどのように考えておられるのか聞かせていただきたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) それでは、答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 三好議員にお答えします。 初めに、不用額についてであります。 それぞれの款ごとに比較的、相対的な金額の大きなものについて説明をさせていただきます。 まず、1款議会費については、トータルで約285万円の不用額が出ておりますけれども、これは市議会運営事業の中の議会、委員会などの開催に対する見込みと実績の差による旅費、費用弁償の残額などであります。 次に、2款総務費については、約6,687万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、文書収受発送事業における郵便料などの執行残額、こちらが約861万円。また、世界遺産登録推進事業の韮山反射炉の周辺整備にかかります委託料の入札札金などで、こちらが約697万円。こういった不用額が生じているものであります。 次に、3款民生費につきましては、約1億348万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、堀越保育園移転事業における園舎建設工事費などの執行残として約1,636万円、またこども医療費助成事業における医療費助成金などで約1,177万円の不用額が生じております。これにつきましては、医療費の動向が季節性の疾病流行による影響が大きゅうございまして、予測が難しいためだと聞いております。 次に、4款衛生費については、約5,001万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、こども予防接種事業におけます日本脳炎予防接種の接種率が予想より伸びなかったために、個別接種委託料などで約1,164万円の不用額が生じたものであります。 次に、5款労働費については、約209万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、緊急雇用創出として、既存宅地情報整備事業を昨年度12月補正にて予算計上いたしましたが、こちらの予定人員が確保できなかったために、約100万円の不用額が生じております。 次に、6款農林業費につきましては、約1,114万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、堂川排水機場維持管理事業で約162万円、市単用排水路整備事業で約142万円などとなっております。こうしたものは、修繕費、あるいは小規模工事などでありまして、大きな故障が全てで発生しなかったために生じたものと聞いております。 次に、7款商工費につきましては、約4,038万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、商工業活性化支援事業における住宅新築及びリフォーム助成事業費補助金などで約2,963万円の不用額が生じております。こちらは、年度末までの申請者の見込みと実績の差によるものであります。なお、この住宅新築及びリフォーム助成事業費補助金につきましては、別に2,108万1,000円を繰越明許しているところです。 次に、8款土木費につきましては、約3,059万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、道路橋梁新設改良事業における各工事請負費の入札札金などで約529万円、また原木一色調整池建設事業では、年度末まで地権者と用地交渉を行いましたが、交渉が成立しなかったために調整池用地購入費で450万円の不用額が生じたものであります。 次に、9款の消防費につきましては、約2,936万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、消防団活動事業で新規入団者数が少なく、退団予定者の残留、退団せずに残留があったために退団報償金などで約667万円の不用額が生じたものであります。 それから、平成23年度からの繰越明許によって執行しましたデジタル行政無線機器整備事業では、工事請負費の入札札金で約530万円の不用額が生じたところであります。 最後の10款教育費につきましては、約7,898万円の不用額が出ております。主なものといたしましては、旧大仁町史刊行事業における編さん作業の過程で、当初刊行を予定していた原稿数が3割ほど減少したと。このことによりまして、編さん員等報奨、筆耕翻訳料などで約519万円の不用額が生じました。また、小学校施設維持補修事業では、各工事請負費の入札札金などで約513万円の不用額が生じたところであります。 今、不用額の主なものを款別に説明いたしましたけれども、当局といたしましては、こうしたものは経費節減にも心がけた結果であったり、あるいはやむを得ない事情によって事業進捗が予定どおりにならなかったというものでありまして、適正な事務事業の執行を進めた結果であると判断しているところであります。 次に、お尋ねの2番目の基金についてのうち、財政調整基金についてであります。 ご案内のとおり財政調整基金は、地方公共団体の大幅な税減収、災害等による不測の支出が生じた場合の経費に充てるなど、年度間の財源調整を行い、翌年度以降における財政の健全な運営に資するために設置されている基金であります。 本市の場合、これまで市都市開発公社によります旧スポーツワールド跡地の先行取得に際しまして、市が公社から買い取りに当たっての土地取得費用を積み立てていた点、それから、今後、例えば広域廃棄物処理施設の整備といった大規模事業が予定されていることもありまして、これまでのところ、一方では行政サービスの向上に取り組みつつ、同時に経費の節減に努めてきたその成果としまして、平成24年度末の基金残高が約31億6,000万円となったものであります。 なお、本議会に本年度の9月補正予算として、一般会計補正予算(第5号)を提案させていただいているわけですが、こちらが議決されました場合に、この財政調整基金の現在高は約26億2,500万円になる見込みであります。 次に、減債基金につきましても、市債の償還財源に充てるために財政調整基金と同様、経費の節減に努めながら積み立ててきたものでありまして、なかなか財調基金につきましても減債基金につきましても、明確にいわゆる適正規模というのを、今、この場でお示しすることは難しいと考えております。過去、例えば財調基金につきましては、これは恐らく合併当時はある程度公平に旧3町が基金を持ち寄って合併するというような考え方の中で、例えば住民1人当たり幾らというような目安があったり、あるいは全国的にはいわゆる財政標準規模の10%ないし15%というようなのが一つの目安だということにしている自治体も多いことは承知しておりますが、これもあくまでそれぞれの自治体の考え方による目安でございまして、統一的にどれぐらいあれば多くもなく少なくもなくという、適正なんだということはなかなかお示ししがたいというのが実際のところかと思います。 減債基金にもよりますけれども、本市におきましては、合併後、教育施設の耐震化を重点施策の一つとして集中的に実施してきたことがございまして、今後、これらの起債の元金償還の影響が少しずつですが出てまいります。こうした場合に、基金の設置目的を踏まえ、必要に応じてこの減債基金を取り崩して、償還に充てていくと、そのように考えております。 以上であります。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好陽子議員。 ◆16番(三好陽子君) 大変丁寧なご答弁をいただきましたので、再質問しにくいんですけれども、不用額につきましては、節約もしてきた結果でもある。あと入札差金だったり、どうしても事業執行ができないものも事情によってはあったりということで、いたし方がない額だという判断をされているというふうに受けとめたわけなんですけれども、私は合併してから不用額などの統計をとっておりまして、妥当と言われれば妥当だなと。 実は、ずっと平成17年から大体4億円台の不用額というのは出ているというのが実態なので、その統計からすると平成24年度も妥当と、こちらも判断せざるを得ないのですけれども、議員という立場としましては、単年度収支の原則からやはり年度内に入ったものは年度内にやっぱり活用すると、それが原則だというふうに思っておりますので、これまでも言わせていただいてきましたけれども、入札差金などは出た時点で、直近の定例会などに減額補正として出すなどして、新たな事業起こしの財源にしていくということもすべきではないかというふうに、いつも言わせてこさせていただいていますが、きょうの総務企画部長の不用額の内容をお聞きしますと、それなりの理由があるなと感じましたが、もう少し不用額を生まない努力があれば、もう少し不用額を減らすことができる余地がなかったのかどうか、その辺についてどんなふうに感じておられるでしょうか。 それから、基金なんですけれども、適正規模というのは示しにくいということなんですけれども、やはりこちらも議会サイド、議員としてはやっぱり市民からいろいろな要望が出ますので、そこには市民がこう言っているからやるべきだというだけでは説得力がありませんので、やっぱり財源というものも私たちもここにあるじゃないかというふうな話をしていく必要があるという点では、基金も財政調整基金というのは言ってみれば何にでも使えるというものだと思うので、そこは財源として私たちとしても、ここに基金がこれだけあるからこれを活用すべきだというふうに言いたいところなものですから、そういう意味では、やっぱりある程度の当局としての考え方も示していただかないことには、これからの焼却場建設も控えておりますとかそういうふうに言われますと、なかなかここに財源があるじゃないかというふうに言えないというのがありますから、やはり目安としては議会にやっぱり一定示す必要があるかなというふうに思うんです。 今、もう部署が変わられましたけれども、観光・文化部長が総務部長のときに伺ったことがあるんですけれども、その当時と現状、今の状況が違うのかもしれませんけれども、何年か前に伺ったときには、1人当たり4万円程度と考えておりますと、あくまでもそれは目安だということで大体20億円というふうに考えていましたが、ずっとその後ちょっとため込みがありましたものですから、随分指摘をこの間させていただきましたが、先ほど総務企画部長もおっしゃいましたけれども、平成25年度につきましては、活用しておりますから、この9月補正の時点では26億円ぐらいに活用されてなっているんですけれども、できたらやっぱり、これはどこにもこの財政調整基金、基準となる額を示す、何ていうんでしょうか、指標みたいなものが、調べましたけれども、全くどこにもやっぱりそういうのがないんです、基準となるようなものが。 先ほど、総務企画部長が自治体によっては財政標準規模の10%から15%というふうに決めている県なんかもあるようなんですけれども、どうも静岡県はそういった指標がないみたいなので、一定そういうものを持つ必要があるかなと。私、議員側としては持っていただきたいというふうに思うんですけれども、その辺はやっぱり多少のものは持っているかと思うんですけれども、いかがなんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) まず、不用額の件でございますけれども、トータルとして見た場合に、例えば今回の平成24年度の決算におきましては、執行率が97.7%でしたか、裏を返せば、不用額が2.3%ということで、100円いただいて、ほぼ98円までは使いましたと考えれば、感覚的にはなるべくぎりぎりまで使うということで、計画的に予算執行してきたという見方もできますでしょうし、一方で事業ごとで見ますと、本市の事業、予算上の一つの区切りとなっております事業が400本くらいあるんでしょうか、それで見ますと、平均すれば1事業当たり100万円あるいは少しそれを上回るくらいの不用額が出ているという計算になるわけですので、そうしてみますと確かに議員がおっしゃるように、もう少し工夫をして早目にその執行見込みを確定して、減額補正を打つなら打つということができないかというふうにもとれます。 ただ、なかなかその現実には少なくとも今の予算、それから執行のやり方をとっていますと、例えば実際には3月補正で最終的に、まあ9月補正の時点ではなかなかそこまでの3%をさらに縮めるような執行予定額の見込みというのはこれはなかなか技術的に達しがたい。一方で、最終補正3月議会にお願いします補正予算といいましても、実際にその補正予算を積算するのは、恐らく1月下旬とか、まだ年度終わるまでに1月、2月を残しているようなタイミングで事務方としては、予算を見積もらざるを得ない。ですので、どうしてもそのパーセントにしますと、2%、3%、それぐらいの狂いというのが生じてしまうのはなかなか難しいのかなというふうに思っているところが、私としての本当のところであります。 それから、もう一つ、基金の問題ですけれども、試みに県内23市で、例えば歳出予算額の規模に対するこの財政調整基金の残高の割合ですとか、あるいは市民1人当たりの基金の残高とかをざっと計算してみますと、本市の場合は、どちらにつきましても上から4番目という位置になります。ですので、確かに現在の本市における財政調整基金の基金残高というのは、少なくとも県内23市と比較しますと、比較的高い、基準が高いという位置にはあるかと思います。 ただし、これも今このタイミングですと、市長がかわりまして、我々、市当局としても一つ新しい方針を持って、これからさまざまな事業の展開、基金に臨んでいかなければいけないということを考えますと、それぐらいの財源を今後の事業展開のためにもある程度は確保しておきたいという気持ちもございますし、それから、これは既にもうお話をしておりますけれども、平成28年度から予定されている交付税の削減ですとか、あれも本当に予定どおり5カ年をかけて13億円程度減らされるというふうに考えますと、そのショックを、例えば10年かけて減らそうというようなことに考えますと、それだけでもやはりちょうど今の基金残高ぐらいの手当てが必要になるということもございますので、少なくとも今現在の本市の財政調整基金の残高が過剰であるという見方はしてはございません。ですから20%程度ですね。標準財政規模に対して20%を少し上回るぐらいだと思います。歳出予算規模にすれば15%ぐらいですか。そのぐらいは少なくとも適正という言い方ができるかどうかはわかりませんが、積み過ぎではないというふうには考えているところです。 以上であります。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 総務企画部長が丁寧に一生懸命ご答弁いただきました。 私がこうやって質問することによって、当局のそういった事情、考え方というものがわかるなと、ですから、やっぱり不用額につきましても私が考えている以上に、それぞれ部署が違いますから、大変なことだと、この執行率97.7%まで持ってこられただけでも、皆さん一生懸命やっているというふうに私も思っているところなんですけれども、常にやはり単年度収支という原則で、しっかりとその年度内のものは市民サービス等に使っていくということを常に念頭に置いて不用額はできるだけ出さないという気持ちでやっていただきたいということを、ちょっとを要望もしておきたいと思いますし、基金についてもやっぱり時々事情が変わりますから、10年以後どうなっていくのかというのもやっぱり地方交付税、皆さん不安に思っていますから、その辺は地方交付税もどうなるのかということもわかってきた時点で、その基金との兼ね合い等もぜひ当局のほうの考え方をその都度示していっていただきたいというふうに要望として言わせていただいて、私の一般会計関係は質問を終わりにします。 ○議長(古屋鋭治君) これにて、三好議員の質問を終了いたします。 次に、12番、田中正男議員の発言を許可します。 12番、田中正男議員。 ◆12番(田中正男君) 私からは一般会計決算については、2点ほど通告しております。 1つが市債についてであります。 参考資料としては、市政報告書の9ページに市債の状況が載っているわけなんですが、その市債総額189億5,375万円のうち、44.8%に当たるのは臨時財政対策債84億9,459万円となっております。これは年々ふえてきているんです。事情がありまして、国の地方交付税が足りないので不足分は各市町で借金して、臨時対策債で充てなさいということで、後年に交付税措置しますよというのは聞いているんですが、これが雪だるま式にどんどんふえているんですが、このことについてどう考えるか、また今後の見通しについてのお考えがあるのか、伺いたいと思います。 2番目は財政状況ですが、やはり市政報告書でいうと3ページに載っているんですが、それと決算書も372ページの実質収支に関する調書でも載っているんですが、平成24年度の実質収支は7億1,111万8,000円の黒字となっております。その主な原因は何でしょうか。 先ほど、三好議員からも不用額4億4,800万円の説明がありましたけれども、何かほかにこれについての説明があれば、伺いたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 田中議員のご質問にお答えします。 初めに、市債についてでございますが、この臨時財政対策債というものについては、今、田中議員がお話しになったとおりでございまして、私どもは基本的にはあくまでもこれは地方交付税だというふうに捉えております。議員のお話の繰り返しになりますが、国の地方交付税特会が枯渇したことから、国として地方交付税に充てる財源が不足したと、それを受けて地方交付税の交付額を減らしまして、穴埋めとして地方が借金、地方債を発行するという形式をとって地方交付税のかわりに措置していると。そのかわりにこの臨時財政対策債の後年の償還に当たっては、その時々の地方交付税で支弁されるというものが臨時財政対策債でございまして、こうした現行制度のもとにおきましては、私どもといたしましては、議員ご指摘のように、市の市債の現在高に占めるその臨時財政対策債の割合が高くなるといたしましても、繰り返しになりますが、地方交付税の代替の財源だというふうに判断をしておりまして、これまで臨時財政対策債につきましては、発行可能額の満額を地方債として発行してきたものであります。 しかしながら、議員ご指摘のとおり、臨時財政対策債はそういう体裁をとっていても、いわゆる借金であることには間違いがないというふうにもまた我々は認識しております。 例えば、全国市町会におきましても、どこの市債でも結局臨時財政対策債が増加しているわけです。そうした状況を受けて、そのあり方の全面的な見直しを行い、さらには厳しい地方財政の現状を踏まえまして、法定率の引き上げを含めた地方交付税の抜本的な改革を行いというふうに、ここ数年の間、毎年国に強く要望を重ねているところです。 本市としましても、こうした全国市町会等に声をそろえて、交付税をめぐる制度の改革について、要望を重ねてまいりたいというふうに考えております。 なお、この臨時財政対策債の今後の見通しでございますけれども、現在の臨時財政対策債は地方財政法附則の規定により平成25年度まで認められた形になっております。 したがいまして、来年度以降、この臨時財政対策債をめぐる制度がどのようになるかは、まだ私どもも承知しておりません。そのまままたずるずるといくのか、何かその新しい制度に取ってかわるのかというのは、今のところ我々もちょっとわからないというのが今現在の状況でございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中正男議員。         〔「すみません」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 失礼しました。もう1点ありました。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 大変失礼しました。もう1つ財政状況についてであります。 これもなかなかお答えするのが難しい質問なわけですが、実質収支といいますのは、歳入の決算額から歳出の決算額を単純に差し引いた、いわゆる形式収支というのがございます。 この形式収支から、さらに翌年度に繰り越すべき財源を考慮した額、一応そういう計算式にはなります。 したがいまして、今回の平成24年度の実質収支額が今のような状況になっているという要因としましては、何とも機械的といいますか、表面的な説明になってしまうんですが、歳入予算に対して、実際の収入決算額が1,400万円多いという債務超過になっているということ。それから、歳出側では、先ほど説明いたしました不用額、それから翌年度の繰り越しによりまして、歳出の予算額と実際の支出額を加えますと7億8,500万円というような実際の支出が少なかったと。したがって、形式収支であるところの歳入歳出差し引きが8億円を少し下回る7億9,933万5,000円の表示になっているということです。さらに、この形式収支から翌年度に繰り越すべき財源、今回の場合は8,821万7,000円でございますが、これを引いて7億1,111万8,000円という実質収支を得ているということになっております。 説明になっているような、なっていないような話で恐縮なんですが、なお、形式収支は平成23年度より減少ですが、歳入歳出の差し引きが平成23年度よりも少し小さい額になっておりまして、それにともなって実質収支につきましても、平成23年度の決算に比べますと1億4,800万円ほど小さな額になっているというところであります。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) わかりました。 この市債なんですが、今、部長がおっしゃったこと、よくわかります。地方交付税として捉えているのはそのとおりだと思います。借金だからといって、これをじゃ、しないとなると地方交付税が減ってしまうということで、それだけ自前で出さなきゃならないということになりますので仕方ないのはわかりますが、議会の当日にありました財政の健全化比率、それにも係ってくるわけですね。その利率が25%を超すとという記載があります。結局このままどんどんふえていくと、今現在が8.8ということになっていましたけれども、これがどんどんふえていくということが考えられるわけですね。それが雪だるま式になればちょっと怖いなと私は思っております。それまでに国は何とかしてくれるのかな。今、来年度以降が決まっていないということですが、その辺があるのかなと思いますけれども、続けるよりほかにないかと思いますけれども、ちょっと心配しているという点で、今回質問で上げさせてもらいました。すぐに解決する問題ではありませんけれども、国の健全化比率に対しても今後注意していかなければならないなというふうに思っています。 財政状況ですが、形式収支で7億1,000万円の黒字となっているという、形式でいえばわかるんですが、実際はこのうちの約半分をまた基金に積み立てるという3億5,000万円ほど、なっております。 単純に考えて、毎年7億円の黒字が出ているのではないなと思っているんですけれども、それでも毎年基金に積み立てるほどの黒字が出ているというのは、やっぱり不用額が残って、それが実質なっているのかなという気はしているんですが、最後のほうにあります実質単年度収支額、これに基金の積み立てと取り崩しを相殺して残る部分があるんですが、結局それを相殺すると4億円ちょっとの不用額が実質の黒字分として、残っている部分かなというふうに解釈するんですが、その考え方はちょっと間違っているんでしょうか。 まず、それを確認したいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 今、田中議員がおっしゃったのは、市政報告の3ページの実質単年度収支ということでよろしいでしょうか。         〔「そうです」の声あり〕 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) これは、田中議員がおっしゃいましたように、実質収支の対前年度比較であるところの単年度収支というのがあるわけですが、それに対してさらに基金とのやりくりも計算していまして、余りこれは申し上げるのははばかられるところもあるんですが、それで見ますと平成24年度は赤字になっています。ですので、平成24年度は基金を取り崩して財政面に充てたという部分があります。 ですので、不用額とこれが直接関係したかというと、この三角は赤字になっていますので基金まで含んだトータルで見ると減っているということをあらわしています。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中正男議員。 ◆12番(田中正男君) わかりました。 基金まで計算すると赤字になるということは、実質伊豆の国市の平成24年度の出し入れ、普通の家庭の一家で考えると入った分と出る分を考えると懐の貯金も含めてみると赤字になったということになるということでよろしいでしょうか。これを1つだけ確認したいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 総務企画部長。 ◎総務企画部長(瀬嵜浩二君) 確か、例えば財政調整基金を考えますと、平成23年度末が34億何がしじゃなかったかと思うんです。それが平成24年度末が31億余ということになっていますので、それだけの基金を取り崩して財政運営に充てたということになっていますので、そういう意味で、そのトータルとして赤字という言い方が適当かどうかということもあるんですが、トータルとして見れば減っているという状況です。         〔「わかりました」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 これにて、田中正男議員の質疑を終了いたします。 ほかには通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は各所管の常任委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本案は所管の各常任委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、各常任委員会委員長にお願いいたします。 本案の採決は、10月3日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託されました本案の審査を行い、その審査の経過と結果を10月1日の本会議で報告をお願いいたします。 続きまして、議案第65号 平成24年度伊豆の国市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がありましたので、これを許可いたします。 12番、田中正男議員の発言を許可いたします。 12番、田中正男議員。 ◆12番(田中正男君) 国保の関係なんですが、これも実質収支について伺っているんですけれども、実質収支が2億3,823万9,000円の黒字となっております。前年度と比べても1億3,464万円の増なんですが、この主な要因は何か伺いたいと思います。 2番目は、保険給付費が予算現額より1億3,487万円少ない状況でありました。これは何か医療費給付に何か特徴があったのかどうか、1年間通してのことでわかればお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長
    保健福祉部長(植松二夫君) それでは、議案第65号の平成24年度伊豆の国市の国民健康保険特別会計の歳入歳出決算の認定についてお答えします。 初めに、1の実質収支についてであります。 平成24年度の実質収支は2億3,823万9,000円となり、前年度から1億3,464万4,000円増加しております。増加の主な要因といたしまして、歳入では保険税が税率改定と収納率の向上により、前年度から4,500万円増加したこと。前期高齢者交付金の前々年度の精算分1億1,600万円ほどの追加交付があったことなどにより、歳入総額は前年度比1億6,300万円ほど増加しています。歳出では、年々1億円から2億円ずつ増加していた保険給付費が前年度比で2,600万円減少しており、実質収支額が増加する要因となっております。 続きまして、次に2の保険給付費についてであります。 平成24年度の保険給付費が予算現額より1億3,487万円ほど少なかった理由は、保険給付費のうち毎年3.8%から5.9%増加していた医療給付費が前年比マイナス0.6%、2,400万円ほど減少したことによります。減少の理由としましては、被保険者が減少したことに加え、毎年5.5%から6.6%上昇していた1人当たり医療費が0.5%の上昇にとどまったことによります。被保険者の減少による影響が大きかった平成24年12月から平成25年2月の診療報酬は、前年度比で約6,500万円の減となりました。また1人当たり医療費の上昇率が例年に比べ小さかった要因は、平成24年度の診療報酬の改定率が0.004%の増と小さかったことによるものと推測されます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) わかりました。 特に保険税がふえたということと前期高齢者の分がふえたというのはわかりましたけれども、この医療費が少なかったというのは何か傾向があったんでしょうか。特に前に比べて、高額の病気が何か減ったとか、前年度はインフルエンザが多くて、平成24年度は少なかったとか、何かそういう特徴があったんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) インフルエンザ、そういう流感とかそういうものがあったというようなことではないと思いますが、1つは被保険者が減少していることによることと、あと医療にかかったものが1、2月については特に小さかったというようなことですが、傾向としましては、1人当たりの医療費ですか、給付は増加をしている、ですから高額の医療にかかる方が非常にふえているというような状況です。 特に、糖尿病とか高血圧、また脂質の異常そういったようなもの、あとは透析患者、こういった方も非常にふえているというようなことが現状で、今の高額医療の方が傾向としては多いんではないかと思っております。         〔「結構です」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) これにて、田中正男議員の質問を終了いたします。 ほかには通告がありませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続きまして、議案第66号 平成24年度伊豆の国市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がありませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続きまして、議案第67号 平成24年度伊豆の国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がありましたので、これを許可いたします。 12番、田中正男議員の発言を許可いたします。 12番、田中正男議員。 ◆12番(田中正男君) 介護保険特別会計の決算でありますが、これも2点ほど質問したいと思います。 1点は、保険給付費、先ほどの国保と同じように予算現額より1億214万円ほど少ない状況でありました。この要因は何か、特徴があれば教えてください。 2つ目といたしましては、介護保険第5期の計画から見て、この1年目の平成24年度は予定どおりだったのかどうか、かなり歳出を見ますと余っているようですので、計画どおりであったのかどうか、伺います。 以上、2点です。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) それでは、議案第67号の平成24年度伊豆の国市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、お答えをします。 まず、1点目でございます。保険給付費が少なかった要因についてお答えいたします。 決算における保険給付費につきましては、支出額は31億8,000万円ほどで執行率が96.9%でありました。予算に比べ、給付が少なかった要因としては、在宅介護の必要性からデイサービスやショートステイ、訪問看護などの居宅介護サービスが伸びていくと見込んでいましたが、心身不安定な状態の利用者が入院したり、施設または有料老人ホームなどへ入所したことにより伸びていなかったためと思われます。 次に、2点目の介護保険計画から見た平成24年度の実績について、お答えいたします。 計画の1年目となります平成24年度については、介護保険関係の財政的安定を図りながら、介護保険事業の円滑な運営を進めてまいりました。主な支出である保険給付費につきましては、計画の97.0%でおおむね計画の見込みどおりでありました。 また、保健所につきましては、計画の3.7%増と収入が多い結果となりました。財政的には、健全な状況を維持できたと考えております。 また、地域支援事業につきましては、地域包括支援センターの認知度が上がり、総合相談件数も3,795件とふえております。また、介護予防事業では体操教室を、週に一次予防を44教室、二次予防を7教室、計51教室を開催し、介護予防の強化に努めました。市民の介護予防のため、これからの介護予防事業を進めながら健康が維持できるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) わかりました。 居宅介護が予定より少なかったということで、その分、保険給付が少なかったという傾向が見られたということで、わかりました。 2番目の介護計画から見て、計画どおりというような今、回答でありましたけれども、私は若干この給付費が予定より少なかったということを見ますと、介護計画より若干は楽な状態になっているのかな、少し余裕ができているのかなと思うんですが、そういうことは言えないんでしょうか。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(植松二夫君) 給付については、なかなか推測するのは難しい状況ではありますけれども、今、超高齢化時代に突入した中で、やはり介護認定者も年々増加をしてくる中では、安心してはいられないと思っております。 ○議長(古屋鋭治君) 12番、田中議員。 ◆12番(田中正男君) 確かに、部長の言うとおりそういう懸念もあります。 それと第5期は平成26年度に施設整備も予定されていますので、そういう点では今後の財政状況が心配ありますので、健全な運営を願って、私の質問を終わります。 ○議長(古屋鋭治君) これにて、田中正男議員の質問を終了いたします。 ほかには通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終了いたします。 お諮りいたします。以上3議案は福祉文教委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、本3議案は所管の福祉文教委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、福祉文教委員会委員長にお願いいたします。 本3議案の採決は、10月3日に予定しておりますので、この間に委員会を開催し、付託されました本案の審査を行い、その審査の経過と結果を10月1日の本会議での報告をお願いいたします。 続きまして、議案第68号 平成24年度伊豆の国市楠木及び天野揚水場管理特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続きまして、議案第69号 平成24年度伊豆の国市簡易水道等事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続きまして、議案第70号 平成24年度伊豆の国市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 続きまして、議案第71号 平成24年度伊豆の国市上水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についての質疑に入ります。 質疑の通告がありましたので、これを許可いたします。 16番、三好議員の発言を許可いたします。 16番、三好陽子議員。 ◆16番(三好陽子君) 16番、三好です。 私は上水道会計の関係は2点ほど質問いたします。 1つは、有収率についてです。 平成24年度は86.2%でした。前年対比では、0.1ポイント上がってはおりますけれども、以前に冊子を私たちいただいていますけれども、伊豆の国市の水道ビジョンという冊子がありますけれども、それによりますと、ここに私、計画値と書きました。目標値というんでしょうか。それは87.9%になっているわけで、随分と数字的に遠いなという感じがいたします。この有収率86.2%だった要因について、どんなように分析されていますでしょうか。 2つ目は、当年度純利益についてです。 公益企業法による企業会計ですから、赤字になったら大変なので、利益が出るということは非常にいいことなんですけれども、決算書533ページには、給水収益について平成24年度は料金改定分がそのまま増収につながっているとの報告文書があるんですけれども、当年度純利益は1億661万4,000円でした。この同じ平成24年度の当初予算時の当年度純利益の見込み、これは2,600万円を見込んだ予算計上となっておりました。この予算時と決算時の黒字幅に随分違いがありますので、その要因についてどのように分析されているのか、お聞かせください。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) それでは、三好議員のご質問にお答えします。 議案第71号 平成24年度伊豆の国市上水道事業会計剰余金及び決算の認定についてお答えします。 初めに、1の有収率についてであります。 有収率とは、年間給水量のうち、料金収入につながった有収水量の割合を示したもので、一般的にはダムでせきとめた水を浄水場でコストをかけ飲料水をつくるシステムの場合、経費節減のため、経営効率を確認する指標としてこの数値を重要視するものでございます。 今回、伊豆の国市の水源の状況は、下畑・宗光寺、鳴沢水源は湧水であり、そのほか水源も深井戸による地下水であります。ほぼ滅菌するだけで給水しております。 しかし、下畑水源については、旧大仁町のときから旭化成ファーマ株式会社の使用水量が大幅に減少しており、このことが有収率が計画値より低い主な原因となっております。 それは、湧水を水源とする場合は、使用水量に合わせて、湧き出る水を調整することは当然不可能であります。余った水は廃棄するしかない、方法がないためであります。 ただし、湧水の場合、浄水場で飲料水をつくる方式と異なり、廃棄している水にコストをかけていないため、有収率が低いことが経費の無駄遣いにはなっておりません。 なお、このような状況のもとで、今後有収率を上げるには、使用水量を増加させるしかありませんが、現在の水需要は年々減少しているのが現状です。しかし、長岡地区では、観光客が多い時期に水不足になることもあり、下畑水源の余っている水を長岡地区に送水する対策が、今、行われております。平成20年度から実施している災害などの緊急時に総合給水を可能にする旧3町の水道施設をループ化する工事を完成させる必要があります。この計画の最後の部分であります下畑水源から長瀬配水池をつなぐ工事が今年度完成する予定になっており、来年度から送水が実現する予定です。その後、有収率は上昇すると考えております。 次に、2の当年度純利益についてであります。 平成24年度は、料金改定分がそのまま増収につながっているとの記述については、平成23年度と平成24年度の決算書の純利益を比較したもので増額となった主な原因を説明したものでございます。 また、平成24年度予算書と決算書の純利益の比較についてですが、水道事業は公営企業会計であります。予算は主として企業経営における最大の経済性を発揮することを主眼として作成され、事業運営に当たっては予算とともに決算を重視することになります。その点で、歳出規制に重点を置き、予算を重視する一般会計とは考え方が異なるものでございます。 予算における純利益は、収入も最低限の算定額であり、支出は予備費も含めた予算額を100%執行した場合の最大限の数値で算出されたものであるため、今年度保障される最低限の純利益として参考額となっております。このため当然決算値が予算を上回ることになり、経費節減などにより、予定より支出が抑えられたことが純利益の増加につながっており、健全経営がなされている結果とも言えるものでございます。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) 16番、三好議員。 ◆16番(三好陽子君) 丁寧なご説明をいただきまして、ありがとうございます。 有収率については、その水源の状況によるんだと、余った水は現状捨てていますね。捨てているところがありますよね。そういう意味では有収率はこの数字で当然というか仕方ないというか、上がりっこないとそんなふうに感じたわけで、ちょっと余り。 今までは漏水等が、一般的には漏水などが考えられるという点での漏水対策はどうしているんだという再質問を用意していたわけなんですけれども、今の説明ではそうではないと、要らない水は捨てているので有収率は上がらないという話で、当然の数値だと言われてしまったら何も再質問はないんですけれども。だから、オーバーフローすることなく、今度はループ化によって、大切な資源を有効に使っていけるということでは、かなり上がってくるだろうということなんですけれども、そういったループ化が完成した後の有収率は、私が示したビジョンによる数値に限りなく近づいていける可能性というのは十分あるということなんでしょうか。ちょっとその辺もお聞かせいただきたいと思うんですけれども。 漏水部分があると考えたときに、ほとんどそのオーバーフローとかのことが一番有収率を下げている原因だと思うんですけれども、中には漏水も考えられるんじゃないかという想定をちょっとしているわけなんですけれども、管の整備、管路の整備というんですか。その辺というのは、もう今布設がえは免震管を使うと思うんですけれども、その辺の水道施設の整備は、今、合併後やっているわけなんですけれども、水道管の整備という点では、まだまだ免震管の整備率というのは一桁台ではないかと勝手に思っているわけなんですけれども、そこいら辺はこれからまた整備を進めていかなければいかんと思うんですけれども、それは何%程度整備されているのか、ちょっとこの機会に聞いておきたいと思います。 それから純利益については、予算というのはあくまでも最低限の、これぐらい利益は絶対に上がるだろうということで参考までに示しているということを初めて聞いたわけなんですけれども、決算書を見てみると支出が随分メーター機の交換なんかも少なかったとか、いろいろ要因を書いてあるので、やっぱり予定よりも収入よりも支出は抑えられて黒字になったということだと思うんですけれども、この調子でいくと、今、段階的に水道料金統一でやっているわけなんですけれども、平成24年度は3年間のちょうど中間ですね。1段階、2段階、ステップを踏んで、平成25年度は統一料金、今とっていますね、なので、平成25年度はもっと利益が上がるのかなという予測をしていますけれども、ちょっとこれ平成24年度決算で申しわけないんですけれども、平成24年度決算を見据えて、平成25年度統一料金になったときの水道会計の歳計状況というか、利益幅というのはどれくらい見込まれるでしょうか。参考にちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(古屋鋭治君) 答弁を求めます。 都市整備部長。 ◎都市整備部長(田中敏幸君) 1点目の有収率の関係ですが、水道ビジョンという、何年か前に、平成19年ですか、上水道基本計画の中に水道ビジョンということで数値を目標数値ということで出させていただいております。その数値に、今回、今年度で先ほどもお話ししました長瀬配水池の築造タンクの築造工事、またループ化の工事が終わることによって、有収率については限りなく近づくのではないかというふうにこちらでは考えております。 2点目の漏水についてですが、漏水も有収率の低下のもう一つの原因ではないかということでお話しですが、ゼロとはもちろん言いません。確かに今年度においても、昨年度においても、漏水の工事は何件もありましたので。ただ、大きな本管が200とか250、送水管、排水管のほうがおかしくなったという大きなものではない、小さなものですので、量的にはそれほど大きな影響はないのではないかと考えております。 3点目の今年度の決算額を見据えた中で、料金がことしの4月1日から旧3町が統一料金になったことによって、黒字がふえるのではないですかというご質問ですが、今年度より比較として単純に収入は間違いなくふえるのではないかと。それに対して、支出のほうはどうかいうことで、計画をもう持って、今年度行おうとしているループ化の工事等も執行していきますので、それほど大きな差はないのかなという考え方を持っております。 それと、もう1点、免震関係ですか、水道の本管の入れかえというんですか、普及率の関係はどうかということですが、ちょっと手元に数字的なものは持っていませんが、まだまだ足りないという認識は私どものほうでも持っておりますので、黒字が出たからよしよしではなく、やっぱりその分を投資していく形で、これからも考えて進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(古屋鋭治君) よろしいですね。 これにて、三好陽子議員の質問を終了いたします。 ほかには通告がございませんでしたので、質疑なしと認めます。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。以上4議案は所管の観光建設委員会に付託することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、以上4議案は所管の観光建設委員会に付託することに決定いたしました。 ここで、観光建設委員会委員長にお願いいたします。 本4議案の採決は、10月3日に予定をしておりますので、この間に委員会を開催し、付託されました案件の審査を行い、その審査の経過と結果を10月1日の本会議で報告をお願いいたします。--------------------------------------- △休会の件 ○議長(古屋鋭治君) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。議事の都合のため、あす9月14日から9月30日まで休会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。         〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(古屋鋭治君) 異議なしと認めます。 よって、あす9月14日から9月30日まで休会といたします。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(古屋鋭治君) 次の本会議は、10月1日午後1時30分から再開をいたします。この席より告知いたします。 本日はこれにて散会いたしますけれども、議員の皆様におかれましては、この後に事務連絡がございますので、そのまま待機いただけますようにお願いを申し上げます。 本日は大変お疲れさまでした。 △散会 午前11時47分...